Die Krupps - Als Waren Wir Fur Immer

Als Waren Wir Fur Immer

Als Waren Wir Fur Immer

ドイツのインダストリアル・バンドのEP。本当は去年にリリースされたそうですが、amazonでは今年なので今年に入れます。
久々の新譜。それだけに期待は大きかったのですが、裏切ることもなくいい内容に仕上がっています。twitterなどでこの新譜の評価、Dkay.comの1stに近いそうなのですが、自分はそれを聴いていないので、自分なりに分析するとDie Kruppsの「I」に近いというかまんまやんけという感じです。90年後半のゴリゴリのインダストリアル・スラッシュはなりを潜め、ボディに回帰。最近の彼らのライブ映像などを観るとかなりエレボディだったので当然と言えば当然かも。Propagandaの曲をカバーしていて笑いました(これはメンバーつながりによるものだろう*1)。でも違和感が無かったのには驚きました(そういえばPropagandaって80年代中期のKruppsっぽいのだよなぁ。まぁこれについてはリマスター盤を手に入れたのでいつか詳しく分析するつもり)。
重量感のあるエレクトロニック・ボディ・ビートの上をビコビコシンセベース、冷たく哀愁のあるシンセ、インダストリアルなギターが絡み、シンセと対照的な熱いヴォーカルががなる。今は90年代初頭か?(しかしおれそのころ小学低学年w)
再び90年代後半から90年代初頭に向かった作品。近いうちにでるであろうフルアルバムに期待が持てる。お薦め。

*1:メンバーの一人がPropagandaにいた。